地震や地滑り、干ばつや冷害など、突然やってくる自然の猛威を前に、人間は無力さを思い知らされます。しかし防災・減災を実現させることは可能です。近年、大きな変化を繰り返す気象状況を把握しながら、自然災害の発生をより的確に、よりスピーディーに予測するため、気象・防災システムを駆使した継続的かつ多面的な監視で、多様化するニーズに応えていきます。
総合気象観測
気象現象を科学的な方法によって観測測定し、大気の状態を知ることが出来ます。その観測データを基に、天気予報気象庁月表等に利用されています。
【主な機器】
●風向風速計●気温計●温度計●気圧計●蒸発計●積雪計
●日射計●日照計●雨量計●地温計●温度差計 等
●日射計●日照計●雨量計●地温計●温度差計 等
地盤沈下測定装置
国や町の指定地域に設置してあり、地下の過剰渇水による地盤沈下防止の基礎調査等に利用されています。
【主な機器】
●地盤沈下計●自記水位計●圧力式水位計 等
地震観測装置
主に発電所・ダム等で使用され、数地点観測ポイントを置くことにより、震源調査の情報提供にも役立ちます。
【主な機器】
●地震計●強震計 等